当院では、長さ40mm〜60mm、太さ0.16mm〜0.22mmの細いステンレス製の鍼や、皮膚表面に少しだけ刺しテープで固定し、2・3日刺したままにする皮内鍼を使用し、施術を行います。
すべて使い捨ての鍼を使用しますので、感染症の心配はありません。
鍼治療で用いる一般的な鍼は、注射針のように針の先端が鋭く尖っておらず、ボールペンの芯の先端のように丸くなっております。
先端を丸くする事により、刺した時の痛みが軽減されます。
鍼管という筒状の物に鍼を入れ、3〜4回上から鍼をすばやく弾く様に刺すことにより、皮下まで一瞬で刺さりますので、よりいっそう痛みは感じず、刺さった事もわからないほどです。
刺した鍼を上下に動かしたり左右に回旋させたりした後すぐに鍼を抜く方法や、刺した鍼を10分前後おいて置く方法があり、症状にあわせてやり方を変えていきます。
鍼を刺す事により、血流の循環がよくなり筋肉のこりがほぐれ、歪みが改善したり、エンドルフィン・エンケファリンといった鎮痛作用のある物質が体内から分泌されたりし、痛みの緩和につながります。
エンドルフィン・エンケファリンは体内で分泌し、分解しますので副作用の心配はありません。
はりをしてはいけない条件
- お酒を飲んだ時
- 皮膚が化膿しやすい病気の方
- 血圧が非常に高い方
- 感染症にかかっている方
- 出血性の病気にかかっている方